地球の会とは
ごあいさつ
国産材を使用した家づくりで環境循環型社会を
2005年11月25日に行われた「地球の会」発会式の様子が日本住宅新聞に掲載されました。
NPO法人『環境共棲住宅 地球の会』は、国産材を使用した家づくりを行っている工務店が全国レベルで連合した唯一の団体です。日本の木を生かし、人に優しい自然と共存する家づくりを広く全国に伝えたいという「志」のもと設立しました。
日本人は、太古から「木」の住まいで生活を営み「木」の文化を育ててきました。木の家は、私たち日本人のDNAとして潜在意識に息づいています。ところが20世紀において、石油燃料、化学材料を消費し、金属やプラスチックを大量に生産し、大量に廃棄する時代になり、地球温暖化や環境汚染問題を引き起こして来ました。そして、森林や木材製品に接する機会が少ない世代も多くなり、わが国の伝統的な「木の文化」は忘れさられようとしています。また、国産の木材は、安価な輸入木材に押され、国産材は全体使用量の20%以下になり、日本の林業は危機的状況に陥っています。
『環境共棲住宅 地球の会』は、全国の林業、製材業の方々と提携し、木材流通の新しい形を目指します。会員は、国産材を活かした「デザイン」「強固な構造」「健康仕様」「自然との共存」をテーマに研鑚を重ね、国産材を使用した「木の家」の普及を社会の常態化とする活動を続け、日本の自然環境を維持する一助となるよう取り組んでまいります。
NPO法人『環境共棲住宅 地球の会』会員総意