活動内容
活動内容
「地球の会」では、国産材の家づくりを通じて、日本の森林再生・循環型社会の構築・伝統文化の継承に取り組んでいます。
「日本の木の家づくり」サミット
全国の住宅関係者が一堂に会し、それぞれの立場から日本の森林資源の保全と循環型社会の構築を目指して、交流・研鑽を図る地球の会の一大イベントです。
1年~1年半に1回、全国で開催。国産材による家づくりの意義をお伝えすることは勿論、時事問題にフォーカスを当てたテーマを毎回設定し、有識者や住宅関係者による講演・パネルディスカッションなどを実施しています。毎回250~400名の方にお集まりいただいており、これまでの2,000名以上の方にご参加いただいています。
分科会
地域や会社の垣根を越えて「地域と共に、世界に誇れる住文化の創造」を志す同士が集い、業界における共通課題の解決や、各地域で展開する各社のさらなる発展に向けて白熱した議論を重ねながら、具体的なアクションを起こしています。第5期目となる分科会では、3つの分科会が独自の活動を行っています。
分科会1 | 分科会2 | 分科会3 | 分科会4 | 分科会5 | |
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第1期 (2014.11~) | 大工・職人育成分科会 | 地域コミュニティ分科会 | アース&グリーン・未来プロジェクト | — | — |
第2期 (2016.11~) | 大工・職人育成分科会 | 工務店の仕組みづくり分科会 | 危機管理分科会 | 不動産分科会 | 地域住宅の性能研究分科会 |
第3期 (2018.7~) | 工務店のUSP及び注文住宅営業手法研究分科会 | 工務店の右腕分科会 | 新規事業・多角化分科会 | — | — |
第4期 (2020.1~) | 生産性向上分科会 | CS右肩上がり分科会 | 工務店のWEB育成戦略研究分科会 | — | — |
第5期 (2021.9~) | マーケティング(ブランディング・集客・広報)分科会 | チームビルディング分科会 | リノベ・家守り分科会 | — | — |
- 「マーケティング(ブランディング・集客・広報)」分科会
(リーダー:多田 信雄 / 株式会社アネシス) - 「チームビルディング」分科会
(リーダー:小野 幸助 / 株式会社建築工房零) - 「リノベ・家守り」分科会
(リーダー:永森 幹朗 / 永森建設株式会社)
委員会
分科会活動終了後に、地球の会の事業として継続して取り組む場合、新たに委員会が引き継ぎ推進しています。現在、旧分科会活動を受け継ぎ、4つの委員会が活動しています。
- 大工・職人育成委員会
(委員長:大野 哲矢 / 大野建設株式会社) - SDGs 推進委員会
(委員長:石橋 常行 / 株式会社鷲見製材) - 採用委員会
(委員長:相羽 健太郎 / 相羽建設株式会社) - 山・建築連携委員会
(委員長:三渡 眞介 / 株式会社山弘)
あすなろ会
次世代経営者の交流と研鑚、情報交換を目的とした勉強会です。主に(1)若手経営者の方、(2)最近社長に就任された方、(3)次期社長候補の方、(4)経営幹部の方を対象としています。
イノベーション勉強会
全国の先進的な取り組みを行うビルダー会員等を訪問し、その考え方や取組みを1泊2日で徹底的に学ばせていただく勉強会です。年に3回開催され、毎回50名前後の方にご参加いただいています。国産材の家づくりに全力を注ぐ各社の取り組みは、同じ志を持つ会員にとって、たいへん参考になるものです。
設計セミナー
国産材や自然素材による家づくりが当たり前になる中で、 "自社らしい家づくり"に、さらに磨きをかけるため、全6回のセミナーを開催しています。
受講者からは「学んだことが強みになりました」「悩みながらでも前に進みなさいと背中を押される思いでした」「今後のプランに是非取り入れていきたい」など、毎回好評をいただいています。
木の家 設計・施工フォーラム
木の家 設計・施工フォーラムは、 "工務店会員"と"建築家会員"が協業し、「地域で燦然と輝く、自社らしい家づくり」を展開することを目的に以下の事業を展開しています。
- 木の家づくり事業プロポーザルコンペ
- 工務店会員と建築家会員の事業連携制度
- 若手設計者の施工技術スキルアップ研修会
- 建築家会員・工務店会員 交流勉強会
本フォーラムは、工務店幹事と以下の建築家幹事が連携し、東日本・西日本に分かれて事業運営を行っています。
- 東日本 建築家幹事
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泉 幸甫
(泉幸甫建築研究所)川口 通正
(川口通正建築研究所)
- 西日本 建築家幹事
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横内 敏人
(横内敏人建築設計事務所)三澤 文子
(Ms建築設計事務所)竹原 義二
(無有建築工房)
日本の木の家CO2固定量認証制度
あなたの家が何トンのCO2を固定化しているのか。その具体的な数値を算出して、「地球の会」が認証します。
全国一斉「森林見学・体験ツアー」
毎年春と秋に、全国の会員工務店が一斉に開催する、林産地見学ツアーです。ふだん森林に触れることのない一般消費者を森や製材所にご案内し、国産材の家づくりの意義を伝えます。毎回、全国で約1,000人の一般消費者にご参加いただいています。
行政への働きかけ
「地球の会」の理念の実現のため、政府や地方自治体に支援強化を訴えていきます。工務店と山の連携の推進など、具体的な取り組みを共同で進めていきます。
定例総会
全会員の交流・研鑽とノウハウ交流を目的とし、毎年7月頃に開催しています。また、この定例総会を通じて、会員の皆様に事業報告と事業計画を発表しています。
ブロック会議
ブロック会議は毎年7~10月に1回、各ブロック毎に開催しています。
ブロック内の会員交流を目的とし、ブロック内で行われている新たな取り組みに関する勉強会や情報交換を行っています。このブロック会議は全会員(ビルダー会員・協力会員・建築家会員・連携団体会員・賛助会員)を対象としており、エリア、ブロックの垣根を越えてご参加いただくことができます。
地球の会では、上記以外にも情報誌「ちきゅうの会通信」の発行(年4回)やビルダー会員年次実態調査(毎年4月)、海外視察セミナーなど、様々な活動を行っています。国産材による家づくりに携わる全ての皆様にとって、"先進的な学習・実行フィールド"とすべく、今後も新たな勉強会・イベント等を企画し、推進していきます。