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国産材の家のよいところ

日本の木の文化を継承する

日本の木の文化を継承する日本の木の文化を継承する

春夏秋冬、豊かな季節がめぐる日本。国土の3分の2を森林が占める、豊かな緑の国。森を守り育てながら、木を伐り出し、炭を焼く。伐り出された木は家となり、家具となり、食器となって人々の暮らしを支え、豊かな文化を育んできました。
ところが、現在の日本では国内の木材消費の約8割が輸入材で賄われています。安価な輸入材が大量に仕入れられたり、私たちの生活様式が変化する中で、国産材が使われることが少なくなってきたのです。
木を巧みに加工する熟練の技を持った大工や職人は減少の一途をたどり、1200年以上続いた日本の伝統的木造技術が失われようとしています。木の文化を後世に伝えること、それも現代を生きる私たちの使命ではないでしょうか。
木を活かし、職人の技を活かす国産材の家は、日本人が太古から育んできた「木の家」の暮らしと「木の文化」を次の世代に伝えます。

豊かな森を未来に伝える

豊かな森を未来に伝える国産材が使われなくなった結果、国内の森林の約4割を占めるスギやヒノキの人工林は、手入れが行き届かなくなってしまいました。手入れされずに放置された人工林にはやせた木ばかりがうっそうと茂り、太陽の光が届かない根元には草も生えません。水を蓄えて土を保つという森林本来の力が衰えて、土砂崩れや洪水の原因にもなっているのです。
生長した木をきちんと伐り出せば、多様な植物が育ち、水を蓄える健康な森が蘇ります。まずは今、木を使わなくてはなりません。木を伐って上手に使い、また育てる・・・そんな森の循環を守ることが、豊かな自然を未来に伝えるのです。

循環型社会の実現とCO2削減に貢献する

循環型社会の実現とCO2削減に貢献する植えて、育てて、伐って、また植える ―― 木は、再生可能な材料です。木を上手に使うことは、環境負荷を低減することにつながります。
木は生長の過程でCO2を吸収しますが、吸収したCO2は、木が伐採されて住宅の柱や床になった後も木の中に固定されています。さらに国産材は、輸入材と比べると輸送に必要とされるエネルギーが少なくてすみます。つまり、輸送におけるCO2の排出も少なくてすむのです。国産材を使うこと、それはCO2の削減に貢献することです。

気候風土に合った木の家で健康に暮らす

気候風土に合った木の家で健康に暮らす木は、育った土地の気候風土を覚えています。湿度の高い日本で育った木は調湿性能に優れ、家になってからもその機能を持ち続けます。シロアリに対する耐性実験でも、国産材と輸入材では、その結果に大きな差があることが報告されています。
また、接着剤などの化学物質をたくさん使用した新建材とは異なり、無垢の国産材は体にやさしい材料です。新建材に含まれる化学物質により、シックハウス症候群やアレルギーなどの症状が引き起こされる・・・ご家族が何十年も、毎日暮らす住まいがそのようなものであってはなりません。気候風土に合った木の家は、ご家族の健康な暮らしの礎です。

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