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2010年11月18日
第2回工務店と山の連携プロジェクト会議【トライ・ウッド視察ツアー】開催されました
11月11日～12日の2日間、第2回工務店と山の連携プロジェクト会議で、協力会員のトライ・ウッド様（大分）を視察しました。
今回はビルダー会員はもちろん、林業や製材関係者、さらに林野庁のほか、兵庫県や和歌山県などの行政関係者にもお越しいただきました。
■輪掛乾燥見学
トライ・ウッドが取り組む輪掛乾燥を見学しました。
輪掛乾燥は昔、この地域で行われていた乾燥方法だそうで、トライ・ウッドが九州大学と連携して現代に復活させたそうです。
年間約4,000㎥を乾燥させている風景は壮大でした。
参加者は実際の木の様子を前に、様々なことを質問していました。
■ストックヤード見学
続いて、製材後に乾燥を行うストックヤードを見学しました。
乾燥やトレーサビリティに関する様々な技術や工夫をお話しいただきました。
出荷の際に1本1本行う含水率の検査の実演もありました。
■勉強会
勉強会は2日間にわたって開催されました。
1日目のトライ・ウッドの講義から、熱心な質問がたくさん出ました。
2日目は九州大学教授・佐藤宣子氏、林野庁木材産業課課長補佐・木下仁氏の講演の後、お二人と安成工務店・安成信次氏、トライ・ウッドの藤川氏を交えての座談会も行われました。
会場を含め、それぞれの立場から今後の工務店と山の連携の進め方に対する様々な意見が交わされました。
「地球の会」では、引き続き工務店と山の連携を進めるために取り組んでまいります。
