「第11回日本の木の家づくりサミット in 東海」開催のご報告

6月15日(火)に開催した「第11回日本の木の家づくりサミット in 東海」。新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、初めてサミットをオンラインで開催いたしました。

今回の東海サミットのテーマは「地域で強烈な光を放つイノベーター 競争力の源泉を紐解く ~営業・設計・工事(現場管理・大工)国産材住宅3つの活路~」。205社より事前にお申込をいただき、当日は約500のデバイスを介して、会員・一般住宅関係者の皆様にご視聴いただき、大盛況のうちに閉幕いたしました。

前半

東海サミットの趣旨説明を皮切りに、withコロナ時代をもろともせず、営業・設計・工事(現場管理・大工)それぞれの分野で変革を推し進める8人のイノベーターが出演。圧倒的なその競争力の源泉は何か? 新時代を勝ち抜くために、地域の住宅関係者が今なすべきことは? 営業・設計・工事それぞれのイノベーション実例(プレゼン)をもとに、国産材住宅の3つの活路を学び、「これからの住まいづくり・暮らしづくり」について考えました。

後半

プログラム後半部は、地球の会の「先進的な学習・実行フィールド」として、業界の共通課題の解決や会員各社の更なる発展を目指し活動している分科会・委員会・あすなろ会の代表者が出演。活動内容の説明に加え、地域の住宅関係者に役立つ研究・活動成果を報告しました。

名称 活動内容
分科会
(第4期)
生産性向上分科会 徹底的に無駄な作業を見つける『減らす経営』。コロナ禍での新しい働き方・業務フローを各社が作成し、生産性20%UP(時間短縮・利益向上)を目指す
CS右肩上がり分科会 お客様満足度調査で“契約から引渡しまで満足度100%”を目指す。主に各社の取り組み発表や進捗確認を行う
工務店のWEB育成戦略研究分科会 SNSを活用したクオリティマーケティングやインサイドセールスを使用した営業、マーケティングオートメーションを絡めた新しい集客営業フローの作成に向け研究・活動を行う
委員会 SDGs推進委員会 人と自然に優しい持続可能な地域社会の再構築を目的として、「環境共棲住宅SDGsチャレンジ」を企画。SDGsと国産材使用を考えた家づくりの旗振り役として、勉強会等を通じチャレンジ参加社の活動を後押ししている
大工・職人育成委員会 「海外の旅職人さん受入研修」「日独合同 大工職人育成ウェビナー」等を企画・実施。日本版マイスター創設に向け活動している
採用委員会 新卒採用を目的として、大学生のインターン・アルバイトの斡旋先「工務店人財マッチング koumuten job!(工務店ジョブ)」を産学連携で立ち上げる。現在、工務店及び大学生の参加を促すべく活動中
あすなろ会 「次の10年」を考えるため自社の10年ビジョンや決算書を用いた取り組み説明など、毎回テーマを設定し、プレゼン&ディスカッションを行う

大盛況のうちに閉幕した東海サミット。
次回第12回目となる日本の木の家づくりサミットは、2022年の秋ごろ、関東エリアでの開催を予定しています。どうぞご期待ください!!