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「日本の木の家づくり」サミット
2013年11月06日
第6回「日本の木の家づくり」サミット in 東京 が開催されました!
10月29日~31日の3日間にわたって、第6回「日本の木の家づくり」サミットin東京が開催されました(31日はオプションプログラム)。
「参加者アンケート」にいただいたご感想を抜粋しながら、ご報告いたします。
■基調講演 「美しき日本を求めて」 アレックス・カーさま
・今後の地域づくり(政策)の方向に光が見えた。
・景観を含め地域の良さを見直し、手入れをすることで地域の価値を上げ、結果として地域と人の活性につながることを再認識した。
地場工務店がこの認識を持つことで地域に対する貢献の仕方が変わっていくように思う。
■主管工務店報告 「2015年以降の戦略」 迎川利夫(相羽建設株式会社)
・建築家、大学、行政との関わり方について勉強になった。
・「まず旗を立てる」ところから細かい戦略までとても勉強になりました。
・独特の審美眼、着眼点がおもしろかった。
・これからの住宅のあるべき姿の先進モデルとして、ひとつの完成形を見せていただいた。
■主管工務店報告 「お客様・地域とともに 三方良しで『つながり』の家づくり」 大野哲也(大野建設株式会社)
・「つながり」を大切にし、それが本当に商売に繋がっている。OB客との接点をどうしているのかもっと知りたい。
・永年続く企業のあり方を見ました。
・地域に根差した工務店として事業の継続性は重要。財務の健全性、職人の育成、コミュニティの創造等具体的な説明でわかりやすかった。
■工務店座談会「工務店の未来は地元にある~地域とのつながりを本気で考えよう」
パネラー 相羽健太郎さま(相羽建設株式会社)、石橋常行さま(株式会社鷲見製材)、八幡英毅さま(株式会社ヤワタホーム)
コーディネーター 三浦祐成さま(株式会社新建新聞社)
・工務店業界の新しい世代の真面目さが感じられ、今後の工務店の生き方が見えてくる良い座談会だった。
・「地域が劣化すると顧客も劣化する。地域が死ねば工務店も死ぬ」工務店は地域を直視し、地域のために何ができるのか見直さなくてはならない。
■講演 「人とまちを活かす;建築ストックを社会資産として活用するということ」 大島芳彦さま(株式会社ブルースタジオ)
・「そのコミュニティの一員になる価値」という価値観に、非常に考えさせられました。
・極めてレベルの高い話で時代の潮流を感じた。その中で我々ができることは何なのか、大きなテーマをもらいました。
■講演 「超高齢社会における地域の役割」 三浦展さま(株式会社カルチャースタディーズ研究所)
・シェア社会には共感するものがある。ビジネスヒントになった。
・シェア社会についてこれから企業は考えなければならない。
・暮らしづくりの多様な手段・手法の可能性がわかった。世のための仕事につながる意味を考えるきっかけとなった。
・コミュニティビジネスが今のところ「商売」に結びついていない。どうビジネスにするのかは大きなテーマ。チャレンジします。
会場内では建築作品展・チラシ作品展も開催され、多くの参加者が熱心に見詰めていました。
次回サミットは2015年春に大阪で開催予定です。
志を同じくする多数の皆様と再びお会いできることを楽しみにしています。