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カーボン・オフセット運動のご紹介

なぜカーボン・オフセットに取り組むのか?

低炭素社会の実現(地球環境の保全)と地域の活性化広げよう! 深めよう! 繋げよう! 緑のバトン地域工務店・建材事業者が取り組むカーボン・オフセット運動のご紹介

  • カーボン・オフセットとは?
  • なぜカーボン・オフセットに取り組むのか?
  • 地域の工務店・建材事業者の挑戦

なぜカーボン・オフセットに取り組むのか!?

背景

「地球の温暖化」と言われて久しい昨今、私達が暮らす地球の平均気温は年々上昇しています。これに伴い世界各地で異常気象の発生や海面の上昇、砂漠化など、地球規模で環境が大きく変化しています。この地球温暖化は、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが大気中で増えすぎたことが原因と言われています。

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本来、温室効果ガスは、地球の周りを取り囲み、生物が暮らしやすい快適な温度に保ってくれるものです。しかし、自動車やエアコン、テレビなど文明の進化に伴い日常が便利になればなるほど、空気中に排出される二酸化炭素が増え、また森林の二酸化炭素吸収量が減少していることにより、適性な温室効果ガスの量のバランスが崩れ、それが自然界や私達の生活、健康に大きな被害をもたらしています。
このように地球温暖化が進行する中で、カーボン・オフセットをはじめとする「低炭素社会を実現する」具体的な取り組みの推進が、現代社会を生きる私達全員に今求められています。

カーボン・オフセット活動推進における重要ポイント

地球の温暖化の進行を食い止めるため、 CO2を削減・吸収していくカーボン・オフセットは有効な手立ての一つであり、世界全体で取り組むべき活動です。
このカーボン・オフセット活動を推進するにあたって、重要なポイントが3つあります。

重要ポイント01 見える化

業者が主体性を持って、
目には見えないCO2排出量・削減量・吸収量を「見える化(算定・数値化)」する。

重要ポイント02 自分ごと化

気付かない間に排出しているCO2と地球温暖化の相関関係や、自社が取り組むカーボン・オフセットについて、事業者が起点となって消費者の理解促進を図り、「自分ごと化」してもらう。
※その為には、事業者自らがCO2削減努力を行っていることが前提になります。

重要ポイント03 ネットワーク化

各地域で取り組むカーボン・オフセット事例を共有し、新たに取り組む事業者を増やし、活動の輪を広げ「ネットワーク化」する。

工務店・建材事業者が取り組む意義

このカーボン・オフセットは、日々の事業活動において林業(生産者)、そして地域(消費者)と密接に関係している私たち住宅関係者(供給者)にとって取り組み易く、且つ社会に対して与えるインパクトが大きい活動になります。
また、家庭・教育現場・自治体・事業者を繋ぐハブになり、そして各地域の取り組みを社会全体に広く発信していくことは、地域に土着し、山から恩恵を受けている私たち住宅関係者の使命・責任(CSR)とも言えます。
地球の会の分科会「アース&グリーン・未来プロジェクト」では、このような地球全体の課題を私たち住宅関係者ならではのアプローチにより解決していくため、2015年4月に地域や山と密接に関わる全国の工務店・建材事業者を募集。結果、数十社が結集し、カーボン・オフセットを各社で取り組むことは勿論、土着する地域の関係者のハブとして中心的役割を担い、さらに各地域で連携してカーボン・オフセットの取り組みを広げる運動(PR)を開始しました。

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